背中に触れられる時

ここ数日、胃の痛い毎日です。

特に夕方になると、

あまりに時間が早く過ぎ去っていくのをひしひしと感じるのか

げっぷ (失礼)と痛みで思わず何もできなくなる時もあります。

 

昨夜はあまりの痛みに早く床に入り、

湯たんぽを胃の上に乗せて寝に着きました。

 

朝になってもまだ胃の痛みに憂鬱な寝起きでした。

それでアルーンコンシャスタッチのセッションを受けたのです。

背中に触れてもらうセッションです。

背中を支えている脊柱起立筋という筋肉があります。

この筋肉は棘筋、最長筋、腸肋筋という3つの筋肉からなっていますが、

一番外側にある腸肋筋がまるで固まったゴムのようになっていました。

 

意識的なタッチが背中に届くと、

深呼吸ができて、ほっとし、

氷のように固まっていたものが溶け、

安心して涙が出てきました。

 

背中は自分の手では触れられないところなので、

どうしても手入れが行き届かなく、

無意識が宿ってしまいやすい部分です。

 

胃が痛くっても我慢して頑張っていたのですが、

小さな意識的なタッチが大きな感情のリリースになりました。


 

泣いた後に

ソウルメディスンの本を取り出し、

胃炎の部分を読んだら…。

 

「親しい個人的関係の中の深刻な対立。

ハートとマインドの葛藤。

内側の怒り、

感謝されていないという感じ。」

などが書いてありました。

 

全部当てはまります。

 

最近は我慢しなければいけないことが多く、

誰にも言わずにずっと頑張っていました。

 

でもこんなに身体にくるまで我慢するのは良くないです。

止めます。

 

 

人って健康を害すると何が必要かということがよくわかります。

身体は嘘をつかないと言いますが、

嘘をつかないのではなく

身体が病むと嘘をつけなくなるほど辛くなるから

嘘がつけなくなるのです。

 

素直に

助けがほしい時には助けを求めれる自分でいたいものです。


 

ところで、辛い時でも「助けてー」と言えない人って結構いると思うのですが

あなたは人に助けを求められる人ですか?

 

助けを求められるのが容易でない人は

小さな時に親が忙しくて時間がなかったケースが多いです。

 

子供ながらに

「お父さんやお母さんは忙しいから迷惑かけてはいけない!」

「自分でなんとかしないといけない!」

って頑張って

歯をぐっと食いしばって我慢してきた癖が

大人になっても抜けないのです。

 

子供の頃に体験してきたことが

無意識の層で繰り返されているのです。

 

子供にとって親がそばにいてくれることって

大事なことなのです。

たとえ特別なことをしなくてもいい。

ただ一緒の空間、一緒の時間を持つことで

子供は心から安心できるのです。

 

安心とはシンプルに、

やすらぐ

こころ

と書きます。

 

子供に安らぎのこころを!

 

お子さんのいる方、

ご家族のいる方、

こんな時期だからこそ、

一緒に過ごす時間を今よりほんの少し増やしてみてはどうでしょうか?

そしてできれば背中をそっとさすってあげたらいかがでしょうか?

お母さんのタッチはどんな薬よりも良く効くものです。

 

Peace in the heart… Kamala