お茶を。

コーヒー通の人には笑われるかもしれないけど、

私はお茶がないと生活できません。

 

普段から旅に出る時が多いのですが

必ずお気に入りを数種類持っていきます。

 

お茶についてちょっと調べてみたら

ちょっとどころでは収まらなくなりました。

 


日本にお茶が初めて入ってきたのが奈良時代から平安時代の頃、

700年代あたりだと言われています。

 

超高級品で天皇や貴族の間でしか飲むことができなくて、

一般人の口には入ることがなかったようです。

 

その後侍の時代になり

お茶の栽培が始まって

お茶を日本に広めた千利休(尊敬してます。)が

今でいうお茶会「茶の湯」を始めて

身分を超えて

お茶を楽しめる時代になったと言われている。

 

なぜ身分を超えたかというと、

茶室に入る時

小さなドアをくぐり抜けて入っていく

その時に

武士は刀を置いていかなければいけなかったのです。

 

不必要なものを後に残していくという意味があったのでしょう。

たかがお茶ですが、されどお茶です。

 


お茶の香り。

苦味のある味わい。

広がる余韻。

数少ない言葉。

 

 

お茶が来た瞬間ってすごいですよね。

一瞬静かになるから。

 

香りは直接脳の中心にある大脳辺縁系に到達します。

味は神経を伝わります。

そしてそのお茶との自分だけの空間は

私たちをリラックスさせ

今まで起こったことから一旦切り離し

次に向かうための

トランジットになってくれるのではないのでしょうか?

 

アロマセラピーに

プラス味覚が付き

その上に瞑想がついてきたようなものですね。

 

たとえ誰かといても

お茶を口にした時はから

ごくっと飲み込むまでは話さないですね。

(お茶を口に含みながら話している人は見たことないです。)

 

お茶に湯を注いだ時の香りから

ひとくち口にした時にふわっと広がる味わい。

そんな時にたくさんのクリエーティビティーが戻ってくる。

私はそんな風に感じます。

 

あなたはお茶の時間を1日の生活の中で取り入れていますか?

もし何かのついでにお茶になっているなら

そのついでは止めて、今日から改めてください。

 

お茶を楽しむ時間を取り、

1日のゆったりとした空間を作ってみてください。

 

何もしないお茶を味わう贅沢な時間です。

 

そのお茶は

お抹茶でなくても、

ほうじ茶でも番茶でも

ハーブティーなんかがあれば最高です。

(ちなみに日本で安全なハーブティーを購入できるのがHRCさんです。)

 

 

自分のお茶セレクションを持って

その日のあなたに合ったお茶を楽しんでください。

 

1日24時間の中の

数十分のあなたとお茶の小さな儀式が

あなたに大きな何かをもたらしてくれるでしょう。

 

Have a cup of tee… Kamala