アルーンの出張セッションに行ってきました。
彼女は横隔膜とそのあたりの背中の痛みを訴えていて、
もちろんそのあたりの触れて、
呼吸を促したり、
ディープなタッチをしたり、
いろいろして、
感情レベルでも、肉体レベルでもある程度のリリースは起こったのですが、
何かが完全に消化できてない感じが最後まで残っていて
セッションが終わってもスッキリしなかったのです。
それでタッチを終えて、
サイレンスをシェアし、
そのあと、コンシャストークを・・・。
「胃のあたりはいかがですか?」私。
「はい、ずいぶん楽になりました。」彼女
「あなたに触れていて、
何か、伝えたくても伝わらない!というようなメッセージを感じたのですが?」私
「あー!!! そうなんです。
今は限られた意識的な人達としか一緒にいたくありません。
みんなでワイワイってのが楽しく
そんなところにいるとすごく疲れて、
なんか、表面的な会話をできなくなってきている自分がいて
戸惑っているところもがあり
どうしたらいいのかわからないのです。」 彼女
「わかります。言ってることはよくわかります。
でも人それぞれ、
意味のある会話は何かって押し付けはできませんよね。
でも、
人生短い。本当に一瞬で終わってしまう。
だから意味のない会話で、
あなたが時間を無駄にしたくないのも本当にわかります。」 私
その言葉で彼女は初めて声を出して泣き出した。
「人生は本当に短いんだよねー。
だから、
だから・・・。」 彼女
「そうだねー。
あなたは本当によくやっていますよ。
今の涙を感じて、
大切にしてください。
私はこれで失礼します。
今日はエネルギーがたくさん動いているので、
たくさんお水を飲んで、綺麗なものを口にしてくださいね。
それではまた。」
という感じで帰ってきました。
人って言葉では言い表せない感情ってありますよね。
彼女の場合は「人生は短い。」という焦りと、不安感に
「人に伝える的確な言葉を見つけられない。」
というジレンマにいたわけです。
わかってもらえない。
↓
なんでわかってくれないの?
↓
わかってくれないなら私は一人の方がいい!
という形で自分を閉ざしてしまう方に走ってしまったわけです。
それをシンプルに見ると
その背後には怒りの感情があります。
アルーンのセッションで彼女の孤独感や
ジレンマを治すことはできません。
でも
意識的なタッチと言葉で
彼女自身のわけのわからない不安感の理由を観ることができたわけです。
それで身体に溜め込んでいた無意識なものは溶け
新しいスタート地点に立てたのです。
大切なのは彼女が抱えていた気持ちを
意識的に見る時間を一緒にシェアができたということです。
私はシンプルな意識的なタッチをして
彼女はそれに応答し
開き
そして理解した。
それでもう十分
そのあとは一人でに起こる。
自然と光は射してくる。
涙の雨が
重い混乱のマインドの雲を消し去り、
意識の光が見えてきた。
そこからまた新たに始まる。
新しい夜明け。
New Dawn… Kamala