お料理

あなたがお料理をする時に何を心がけていますか?

 

美味しいものを作りたい時は

新鮮な材料、

良い機材、

的確なレシピー

などが必要ですが、

 

それ以上に大切なことは

料理に向かう姿勢です。

 

Como agua para chocolate という古いメキシコ映画の名作がありました。

主人公が料理の達人で、

彼女が作ったものを食べると、彼女がその料理を作った時の気持ちになるというシーンが何度かありました。(時間のある人は見てみる価値ありです。)

ジョニーディップが出たショコラのモデル映画になったものです。

 

彼女が恋をしている時に作ったものは

食べた人も熱く情熱的になるし

彼女が悲しい時に涙がぽとりとクリームの中に入って

そのケーキを食べたらみんなが泣き出したり・・・。

 

 

クッキングは火と水のハーモニーです。

 

火は知恵やパワーのメタファーが、

水は感情のメタファーがあります。

 

そう考えてみると

あなたの感情やパワーなどがダイレクトに入るは当然かと思うのです。

 

それでは、

もし怒っている時に料理をすると

どうなるのでしょうか?

 

 

料理をする時、感情を横に置いておくことができたら

そんなに素晴らしいことはありませんが

 

普段の生活、

怒れることも悲しいこともたくさんあり、

そう簡単にはいきません。

 

 

私はそんな時私は

食材に話しかけたりします。

特に野菜に。

 

野菜や果物が友達になった感じで、

なんでもいいのです。

その日に起こったことや

これからどうなって欲しいかなど

それで最後に

「食べると私が元気になれますように〜。」

とか

「私を幸せにして下さ〜い。」

なんて呪文を唱えます。

 

子供じみた冗談のようにと思うかもしれませんが、

騙されたと思って試す価値はあります。

遊んでみてください。

 

どんなに誰かに怒ってたり、悲しんでたりしても

材料が相手だとなんだか優しくなれるのです。

 

無垢な材料は話しかけられると

頑張って私たちを応援してくれて

それを食べると

身となり、血となり、エネルギーとなってくれます。

 

材料に話しかけることによって

元気の素を作るのです。

 

お料理に命を吹き込み

それがあなたをサポートしてくれます。

 

命のあるものを身体に入れましょう。

 

Talking to the Foods… Kamala