女社長

18歳から24歳まで

レストラン経営を某有名女社長の元でバイトをしていたことがある。

 

「英語が話せるようになりたいから留学資金を貯めているのです。」という私に

「そんなの必要ないわよ。

だって言葉が分からなければ通訳を雇えばいいことだから。

それより1億円貯めなさい。

そしたら好きなことができるようになるわよ。」と社長は言っていた。

 

それ聞いて、(そこまでここにいたら私はスカスカになる!)って、

心の中で思っていた、

お金のことよりも自分のやりたいことを最優先していた若い私。

 

 

心臓に毛が生えたいるとは彼女のことで、

怖いもの無しの大胆さを見せてもらった。

 

本を出版したら欲しいか否かを聞きもせず

買ってくれそうなお客様に箱で、全てサイン入りで送ったり、

ものすご〜い高級な宝石や

次のレストランのための土地も買ってたねー。

 

えげつないこともかなりやってたけど、

いいこともかなり言ってたなー。

例えば、

「嫌われたら、もっと近寄って行きなさい!

そしたら向こうも受け入れてくれるんだから。」

という名言!

これは今でも教訓にしているところがある。

 

人から何言われようが自分のやりたいようにやる彼女はイキイキしてたし、

悩んだことなんかないんじゃない?ってくらい超ポジ!

問題も問題とせず。

前に向かって一直線!

 

そんなこんなで、

その彼女のあり方は今の私の土台の一部。

 

 

たくさんのことを学んだ。

今までたくさんの女性経営者の下で働いたけど、

彼女はトップクラスの大物。

 

そのレストランにはたくさんの経済界の大物が来ていた。

ビジネスの話がどうやってまとまっていくかを見たり、聞いたりして、

毎日「ダラス」のような

贅沢なシーンを見せてもらったけど、

私はあまりそれを面白いと思わなかったし、

贅沢なワインや料理も毎日食べたら普通。

刺激的でなかった。

 

彼女は彼女の夢に向かって、

私は私の夢を生きている

 

Live the dream… Kamala