4日目は雨が降ったり止んだりだったけど、
河にはいつものように行くし、
雨も飲めるくらい綺麗だから長靴を履いてれば濡れてもどーってことない。
こんな風に考えてみれば人間が地球を汚すのだー。
人間の住んでないところは、自然全ては美しく調和を保って循環している。
結局午後は川で遊んで、明日の旅立ちの準備を。
そしてオランダチームは残った食料で夕飯を作ってくれることになり、
キッチンに行ったが、
キッチンってものがここにはないらしいってことをこの最終日に発見。
お外で木を炊いてその上に網みたいなものをのせて湯沸かししたり、バナナ焼いたりするようだ。(なんとなーくそんな感じがしてたけど。やっぱ狩りをする民族なんだわ。)
今日のキッチンは我が家になった。
大きな火が2つ用意され、
オランダ人シェフ、マリックは、アシスタントの彼女と共に
野菜切って、湯を沸かして、
スパゲティーと野菜のソースとキヌアと
サラダまで作った。
すごい手際よさ!
(ボディーワーカーよりシェフになればいいのに・・・。)とも思ったり。
(失礼!)
彼らは私たちの分とあんぱん一家全員分の夕食を作ってしまった。
その間、私は、家の中をウロウロしながら
「スパはアルデンテでねー。」「ズッキーニは少し最後に入れて歯ごたえある方が好き。」 とか途中で声援を送る(=チャチャ入れる)係だった。
それで出来上がりは素晴らしく美味しくって、(招待してないけど、)村長さんまで食べに来てたよー。
ここに来て初めてご飯らしいご飯にありつけた感じだ。(最初っから自分たちで作ればよかったじゃん。)
胃が小さくなってたのか?私にはご飯が多すぎだったので、
後から来た私の養女にもらおうかと思っていたディアナに半分あげたら、その子、お弟と分けて食べてたよー。
(こうゆーのにほろっときてしまう私。子供って本当にかわゆい!)
夜は子供たちが歌と民族ダンスをして見せてくれて、
そのあとに大人の時間。来ました〜!お支払いの時間ー。
こっちで計算した金額より一人につき15$くらい高い金額の請求がきた。
(想像した通りだったけど、ハートオープンパッカンの私はちょっとカッチンと来たわけだ。)
文句が言いたかったけど、
ゲイ友から「少しくらい高くても、文句言わずに払ってほしい。だってここ貧しいしね。」って前もってお願いされたから、飲み込んで黙っておいた。
もう忘れたけど、ガイド料とか入れて3泊4日で一人65$くらいだったかな?
普通のエクアドル人のオフィスで働く人の平均収入は月250$だから、彼らには降って湧いたような良い収入だよ。
村からここまでの船賃は行き8$に帰りはチップをはずんだから10$。
ミニバスチャーター代往復一人50$
合計133$と3日分の食事代、一人30$くらい(高級品を買ったから)かな?
4日間で合計一人頭163$ほどのジャングルにしてはリッチな旅だった。
お金のことはそんな問題じゃなくって、楽しくハートを分かち合えた!ってのが大事だよね。
前にも書いたかもしれないけど、
この人たちにはこの人たちの法があって、
エクアドル政府は、その部族の法に従ってよしという許可をしているのだ。
だからほんのつい最近まで人殺しなんてしょっちゅうあったらしいよ。
誰かが殺されたから、その敵討ちー。みたいな感じのが・・・。
(来る前の晩にその話を聞いたからちょっと大丈夫なのか?って思って来たけどね。)
あんぱん一家はすごく穏やかで、優しくって。
帰る日の朝私はすごい早起きして、
できるだけ長〜く河に入って、最後のさようならをスピリットに言った。
河と離れるのが悲しくって・・・。センチメンタルに・・・。
(調子に乗って長く入りすぎたから冷えちゃって、ブルブル! 帰りはホッカイロ貼って帰ってきたよー。)
そして9時半にはお迎えも来て、船に乗って河を下って行ったけど、
この途中にある岸辺にこの船は停車するのだ・・・。
そこでギョギョッ、ゲゲー。ってものにお目にかかる。
それは明日へ続く!
Bye-bye AMPAN family… Kamala