ビルカバンバのアルーン

アマゾン以来ネット回線が悪くて

気がつけばもうビルカバンバに来てしまった。

 

17:30までに集合ってアヌブッタが上機嫌で電話をしてきたから

急いできたら、まだ来てない人もいっぱいいて

全然足並み揃ってない。

結局始まったのは19:00近くになった。

 

スペインでのコースと大違い!

 

でもアルーンの凄さは始まる前と後では大違い。

緊張していた人たちも自己紹介が終わったらすぐに溶け合って・・・。

 

アルーンの自己紹介って名前を言って

みんながウエルカムって言ってくれるだけの

すごいシンプルなものなんだけどね・・・。

それでも知らない人とでもあっという間に友達。

そこがアルーンマジックなんだ。

 

 

今日は意識的な食事についてチラっと話して、夕食食べて終わった。

 

世界中からこんな僻地に人が集まっている。

ブラジル、オランダ、スエーデン、ノルウエー、スペイン、ドイツ、ポルトガル、ベルギー、エクアドル人とここに住むアメリカ人。

思い出すのがこれくらいだけど、

この多種多様な国民がどうやって一つになってタッチの瞑想に入っていくかを見るのは楽しみだ。

 

「コースに来たければこればいいし、他にすることがあるなら自由に出入りすればいいからね」 アヌブッタ。

「エ?ここまで来たのに明日からちゃんとコースに出るよ!そのためにここにいるのだから」 私

アヌブッタはいつものようにさりげなく温かい言葉でサポートしてくれる。

 

 

ヒロシというサニヤス名をもらったドイツ人の元クラブ経営者のおっちゃんは

「94年以来アルーンをしていないからすごい緊張しているんだ。

ドイツでクラブを経営している時は毎晩アルコール漬だったからウンザリして

これじゃいけねーって思って、

ビジネスを売ってポルトガルに引っ越したら

今度はあまりの平穏な生活に不安や恐怖に向き合う日々になって、

ポルトガルの家もうってドイツに戻ったけど、

それでも不安がつきまとう。

30年のアルコール生活がそうさせているのかもなー。」

ってあかるくオープン明確に話してくれた。

 

(それだけ自分のことわかっていればそれで十分じゃん!)

って思う私は能天気なのか?

「私だって不安で眠れない時だってあるし、朝起きる意味が湧いてこない日だってあるよ。」と私は彼に言った。

 

 

去年の3月にノルウエーで出会った女性はお父さんにDVを受けていた人で

人から、特に男性から触れられることができなかった人、

プラナーダのセッションを3回受けて初めて人に安心して触れられる体験をした。

その彼女もこのコースに来ている。

「あなたすごく変わったわね。すごいジャンプだ!もうヒーリングは起こってるね。」と言ったら目を輝かせて頷いていた。

 

こうやって触れられながら

自分を知って、許して、癒していくんだ。

 

 

それぞれの人生の影の部分に光をもたらしてくれるのがコンシャスタッチ。

 

暗い影に光が当たれば

涙も自然に流れ、

その後には虹が出る。

 

ハートが開いて愛がいっぱいになる日はもうすぐだね。

 

今回のコースは身体の深い部分の解放が起こりそうなコースだな。

 

Opening to the Touch…Kamala

コース会場からの風景