太陽への礼拝。

太陽礼拝という太陽にご挨拶をして

その恩恵を体に取り込んでいくヨガの12のポーズがあります。

 

これは朝に行うと良いもので

1日の始まりの生き生きとした気を身体全体に取り込み

その日を新しい、清々しい気持ちで太陽と一緒に過ごすためにとても有意義なものです。

 

あるインドに住むマスターはもう80を超えているのですが、

このポーズを毎朝繰り返しすることで健康を保っているそうです。

 

私も週に3日くらいはしています。

それはこんな感じで始まります。

 


1、立った状態で

息を吐きながら、まず太陽の恵み感謝を込めて合唱のポーズから始まり、

 

2、手を高く天井に掲げて太陽の光を手の平から取り入れ息をいっぱい吸い込む。

 

3、その手のひらで受け止めた光を、息を吐きながら大地に下ろす。

手を大地の方に近づける。

 

4、両手をぴったりと地表につけて、どちらか片足を後ろに伸ばし胸をぐーっとはって、顔を太陽に向け、太陽の光をいっぱいに吸い込む。

 

5、手と手の間の前にある片足を、後ろの伸ばした足に揃え、

両手と両方のつま先で身体を支えて背中をピンと張り、

背中全体を太陽の光にあてる。(息を止める)

 

6、両膝を大地につけて、正座の姿勢からずーっと上半身を前に折って

手を地面の上に、頭の方に伸ばし、

第3の目を地球につけてひれ伏して地球に感謝する。(息を吐きながら)

 

7、両手とつま先で身体をしっかりと支え、胸を太陽の方に向けてぐーっとそらしてコブラのように。

ここで太陽光は胸から太陽神経叢から入ってきます。(息を吸いながら)

 

8、両足と両手でしっかりと大地に触れて身体を支えて、

仙骨を太陽にできるだけ高く上げて太陽にさらす。(息を吐きながら)

 

9、 4と反対側の片足を両手の間に入れて胸をそらして胸の中心にある胸腺のあたりから太陽の光を取り入れる。

 

10、両足を両手の間で揃えて3と同じアーサナ(ポーズ)。

 

11、大地から両手で地球のエネルギーを太陽の方に捧げながら

両手を頭の上に天空にまっすぐに立つ。2と同じ姿勢。

 

12、両手を胸の前で合わせて、感謝を込めて、1と同じ合唱のポーズ。

 

 

そして13番目に目を閉じて、

身体全体を感じて、

ハートを感じて、

その周りにあるオーラが今受け取った太陽光と溶け合っているのを感じてみます。


 

*この太陽礼拝の間の呼吸は鼻から吸って鼻から吐き出すものです。

 

これは単なるストレッチだけでなく、

生きることに必要な太陽からの恩恵、プラーナのエネルギーをしっかりと自分の取り込んでいくのです。

 

一呼吸ごとに太陽の光、太陽の恵みを吸い込んでいき、吐くときに今必要のないものを吐き出していきましょう。

とっても気持ちの良い朝がスタートします。

さあ、生き生きと!

🙂

nico… Kamala