サメが怖いんです。

今日は夏の終わりに友人夫妻の別荘を訪ねた。

(スペインではほとんどの人がクリーニンングレディーと別荘を持っていて、

だからすごい金持ちじゃなくても普通のことなの。

これについてはまた書くことにして・・・。)

 

イスラクリスティーナというビーチ沿いにある小さなお家で、

夏の一月間、休暇中の奥さんは毎朝晩海に、旦那さんはそこから仕事通い仕事から帰ってくるとお昼ご飯は家族一緒で、夕方には海。

 

素敵よねー。

 

 

夕方に奥さんと私は海に行って、サー泳ごう!と浸水。

 

その時

「あー眼鏡忘れて全然見えなから、足のつかないとこに行けないわー。」—奥さん

だから私も奥さんの周りでポシャポシャ。

 

「気にしないで、もっと泳いでおいでよー。」—奥さん。

 

けど、そんなこと言われても・・・。

 

「あー、ありがと。でも、実は私サメが怖いの!

あんまり深くに行って、サメがガブッと来たらどーしよーってファンタジーがいつもあるの。」—私。

 

奥さんに爆笑された!

 

「ここにはサメは出てこないわよー」だってー。

 

そんなことはわかってたけど、

でも怖かった!

 

初めて他人様にそんなことを口にした。

すごい恥ずかしかった。

そして、やっぱり案の定笑われた。

 

でもね、

奥さんが

「大丈夫!」って太鼓判押してくれて。

 

 

つぎに友人と泳ぎに行く機会があった時、

 

彼女はすっごく泳ぎが上手で、結構遠くまで泳いだんだけど、

怖いのが減ってた!

 

その次の別の機会でも、なんだか恐怖か薄れてきてる自分の気づいてた。

 

そして昨日朝早く一人で海に入って、

誰も入っていない海だったけど、

プカプカフローティングして、空を見て、

「海の精さま、どうか私を受け入れてください!」ってお願いして。

恐怖はまだどこかで小さくある、けど、

前能全体くらいの大きさだったのが米粒くらいになってたのがわかったし、

 

怖いって思わずに、ただ波に漂って安心して抱かれる感じ、

海と溶ける感じがなんとも心地よかった。

 

なんでも打ち明けてみるもんだねー。

どこからきたのか、いつからあるのか、わけのわからない恐怖。

そんなのは私の想像でしかないともわかっていたけど、

 

奥さんに言ってみて、彼女が何の気なしに笑い飛ばしてくれたおかげで、

無意識な恐怖は消えつつあるよ。

 

 

本当に口に出すパワーって、すごいんだね。

 

みんなも試してみて!

 

Open your mouth… Kamala